2012年12月18日火曜日

戒め

 
これは、娘がサザビースのオークションで入手してくれた
19世紀初頭にオランダのデルフト地方で焼かれたタイルです。
新しい診療室の私の机の前にかけてあります。
机に向った時に、最初に目にするものです。
夫の抜歯を心配そうに見守る妻の表情が印象的です。
今は、麻酔も進歩し抜歯で痛い目に遭わせることもないでしょうが、
自分の歯を喪失する敗北感は如何ばかりと思います。
患者さんの歯が抜歯に至らないようにするのは当然ですが、
より快適に機能し、違和感もなく、審美的にも満足できる口腔環境を
造り出すように、より一層の努力を重ねたいものです。
 
 

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