皆さん、年の瀬を迎えお元気にお過ごしでしょうか?
私の医院は毎週木曜日休診ですが、今日は出勤し明日から冬休みにということにしました。
先週、来院された群発頭痛について触れてみたいと思います。
釈迦に説法だと思いますが、頭痛には一次性頭痛と二次性頭痛があります。
歯痛で頭痛が起きることもありますが、これは二次性頭痛です。くも膜下出血でも激しい頭痛が起きますがこれも二次性頭痛です。何かの疾患で二次的に起きるのが二次性頭痛です。
一次性頭痛には、緊張性頭痛、片頭痛(偏頭痛)、群発頭痛があります。
顎関節症との関連が明白なのは、緊張性頭痛です。
片頭痛と顎関節症の関連を強調する臨床家もいますが、私は関連性が低いと思います。
さて群発頭痛ですが、私の医院で群発性頭痛を主訴に咬み合わせ治療を求めてきた患者さんは過去に一人いらっしゃいました。
先週の患者さんで2人目です。
脳神経クリニックで群発頭痛と診断され、投薬をうけているものの根治治療ではないため、当院を訪れました。
開口量は25.5㎜ 無理して開口すると43㎜です。大きく開口すると左の関節音があります。
来春、下顎を前方へ出した位置で上下顎を固定する夜間用のスプリントを装着します。
群発頭痛と顎位が関係あるのでしょうか?
以前治療した患者さんは咬合調整後、大分改善したということです。
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