2012年5月22日火曜日

顎関節症と肩こり

今日は寒い一日でした。心も冷え込みそうになりましたが、何とか好きな日本酒熱燗の晩酌で生き返りました。

前回のブログで、NHKの「名医にQ」肩こりを取り上げました。
私のブログは患者さんのために書き出したのですが、いつの間にか理屈っぽくなって歯科関係者向けになってしまいました。

しかし、患者さんの中には辛抱強く読んでいただいている方がいらっやることが分かりました。
秋田県能代市の小西さんです。前回のブログに対する小西さんのメールをご本人の了解のもとに公開させていただきます。

先生のブログ楽しみに拝見しております。

肩こりについて説明されておりましたので、

私の肩こりについて意見を述べます。

私は少年時代から肩こりがありませんでした。

例の右上顎のクラウンを入れた時期と交通事故を起こした頃から(25才の時)

肩こりを自覚するようになりました。

35才で現在の事業を始めた頃には、整体師があきれるほど肩こりが激しくなっておりました。

その後、目の奥が痛くなったり物が2重に見えたり(パソコンのせいと思ってました)

右後頭部の痛みが激しくなり(現在も酔っぱらってマウスピースを忘れて眠った翌日には痛くなります)

自転車の手放し運転が出来なくなったり(危ないですが・・・)

整体師に手当てしてもらうと直りますが、段々頻繁に通うようになりまして、

整体師の勧めもあり病院に行ってみることにしました。

1眼科で診察を受け、異常なし(老眼鏡を勧められて作りました)

2耳鼻科で診察を受けて異常なし

3脳神経外科で頭と首のMRI検査を受けて異常なし

※ここで疑問だったのは、整体師が今まで当たった患者の中で、あなたの首が一番悪いと思う

と言われたのに、MRI検査では、この首が痛いはずは無い、首に異常は無いと説明を受けたことです。

田中先生の治療を開始してから

肩こりはマウスピースを入れて就寝した翌日より完治しました。

以前より疲れにくくなり、毎日朝9時から夜の9時、遅いときは夜12時ぐらいまで元気に働いております。

これには妻がびっくりしております。一時間もパソコンの前に座っていると目が痛くて耐えられなかったのに

現在全く問題ありません。

自転車の手放し運転は未だ出来ませんが、おかげさまで日常生活は快適です。

ただ、口の中の特に上下の歯の当たり方が、以前と違うような気がします。

そうすると噛みやすい場所に顎が調整し、元の位置に戻ろうとするわけです。

顔の曲がりが少しずつ直ってきました。

古い免許証が何枚もありますが、その写真を見ると27才の時から急に顔が曲がり出して

最近の自分の顔は気分が悪くなるほどに曲がっておりました。

今も夕方には曲がっているなあと自覚しますが、朝顔を洗うときは結構バランスとれてます。

顔の曲がりは、とても自信を無くします。

治療した結果、実はこれが一番嬉しかったりします。

コニシ ジョウジ
 
 
第2信として、
 
田中先生おはようございます。
>なぜ、整形外科、ペインクリニック、整体師が出演し、
>根治療法ができる歯医者が呼ばれないのでしょうかね?

私にとってはこれが一番気になるところです。

私自身、対処療法を続け、結局一番最後に先生の所で直していただきましたので、
この噛み合わせについての「情報」を伝えたいと強く思っています。

首の骨が悪いとか、目が悪いと言った原因であれば眼科や整形外科で
治療すれば良いし、それと同時に噛み合わせについても検討するべき
と思います。

大げさですが、家族の為に、地域の為に仕事をがんばれる喜びは、
自分の人生を創造して行く上でとても大きな自信になります。

> 小西さんから頂いたメールをブログに掲載したいのですが
> いかがでしょうか?

私の正直な気持ちです。どうぞ使ってください。

それでは先生、お体を労って頑張ってください。


小西 浄二

このメールをいただいて、私は小西さんがスプリントも入れず何の違和感もなく普段の生活ができるように、最善を尽くす決意をしました。

40年にわたって歯科医師生活を続けてきました老歯科医ですが、今が一番の「旬」を迎えているような気がします。
中畑監督ではないですが、今が絶好調です。

しかし、阪神の5連敗は肯けません・・・・・・

 

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