2012年8月30日木曜日

残暑

今日は、暑さ覚悟でゴルフに出かけました
処暑が、過ぎ残暑といえる時期ですが、この暑さには参ります。札幌は今年一番の暑さだったようです。

 
 
いつもは、青々としているゴルフ場の木々も暑さに耐えられずいつもの元気がないようです。
 
 
 
今の時期に、ゴルフ場でも咲いている花はあまりありません。
「さるすべり」は、漢字では「百日紅」です。原産は中国です。
次から次に紅い花をつけるので「百日紅」というそうです。
白い「百日紅」もあります。でも「百日白」とは言わないようです。
 

2012年8月29日水曜日

関節円板偏位2

前回は茨城県からみえた関節円板偏位の患者さんについて書きました。
今日、結果を連絡していただくことになっていました。
昨夜3Dスプリントを装着した結果は、「少し変化があったかな」という程度だったそうです。
劇的に改善すると思っていましたが・・・・・・

関節円板偏位には2つのタイプがあり、即時回復性関節円板偏位暫時回復性関節円板偏位があります。
即時回復性関節円板偏位は、スプリントを入れるとすぐに反応し体が曲がっていると装置を作製している間や2~3日で症状がなくなります。
暫時回復性関節円板偏位は、1ヵ月ほどしないと症状が改善しないケースです。

前回紹介した患者さんは、暫時回復性関節円板偏位と考え少し長期にわたって経過を診ていくことにし、半月後にアポイントをしました。また報告します。



話は変わりますが、お盆休みに家内の実家の池を浚えました。
写真は、浚えた後2日ほど経った状態です。右上と左下に桶を埋めてあるのが
分かるでしょうか?これは、魚が暑いときや寒いときにここに潜り込んで暑さ、
寒さを避けるためのものだそうです。色々な工夫があるものですね。
画面に映っていませんが、子供たちがお祭りで掬ってきた金魚が
大きくなっています。

この池浚えの精で、腰痛に苦しめられました。やっと今日あたりは完全回復という
ところです。池浚えの翌々日にゴルフをしました。痛みでプレーできるか心配でした。
腰が痛かったので、腰を回すことだけを考えプレーしました。
普段よりはるかに好結果が出ました。
明日も、暑いですがゴルフです。腰を回すことだけを考えてプレーします。

2012年8月28日火曜日

関節円板偏位

今日も暑い日でした。
いつまで続くのでしょうかね!そろそろ終わりにして欲しいですね。

今日は、茨城県から関節円板偏位の患者さんがみえました。
『昨年の6月に、被せ物(右上6)がとれ、3ヵ月外したままにしていたところ、隣の歯が傾き始め噛み合わせが変わってきてしまった。噛み合わせをを調べるシートをカチカチ噛んで、なでる程度に歯を削りました。ここ1年間で7,8回。 全く改善されないが、「あまり歯を削るのは良くないので様子をみましょう。慣れてくるかも」と言われた』

症状としては、
●しゃべるときに奥歯だけが当たる感じ
●口を開くときに右の関節(実は頬筋でした)が痛い
●歯が傾いたことによって、歯がほっぺの内側にあたっている感じがする
●2ヶ月前に噛み合わせを調整してもらったが、その直後から目まいや頭痛がするようになったが、
今は少し落ち着いている
●噛み合わせがシックリしない
●肩コリがある
●疲れやすい
●8時間ほど寝るが疲れがとれない
●いつも気持ちが落ち込んでいる
●気力がわかない

例によって3Dスプリントをセットしました。
スプリント装着後、中心線に対する頸部のボリュームが左右均等に近づいてきました。
肩の左右差がなくなってきました。
 
明日、結果を連絡してもらうことになっていますが、落ち着いてくれればよいですね!



2012年8月27日月曜日

小林義典教授退職祝い


昨日は日本歯科大学補綴第一講座・小林義典教授の退職祝いがありました。
午前11時から午後4時過ぎまでの長時間にわたる会でした。

小林教授の業績については、このブログでも何回か取り上げさせていただきました。
一番の業績は、睡眠実験をされたことです。

噛み合わせの実態を知るためには、夜間の噛み合わせがどのように行われているかを知る必要があります。
睡眠実験を行うには、被験者には測定に必要な機器のある部屋に泊まっていただかねばなりません。
当然、験者も一晩中被験者の状態を観察しながら宿泊せねばなりません。
実験のデザインから、結果の確認まで大変なご苦労があったことでしょう。

小林教授は、これらの実験の世界の第一人者として頑張ってこられました。

このブログでも、機会があるごとに、実験結果を紹介していきます。

パーティの席を飾っていた花をいただいてきました。


2012年8月25日土曜日

顎関節症は局所疾患?

顎関節症は、局所疾患であり全身疾患であります。

その心は・・・・・・・
例えば0.1㎜“噛みあわせ”が高い詰め物をつめると、すぐに“噛みあわせ”が高いという感覚が現れます。これはレッキとした局所症状を伴った顎関節症です。
それが、一晩経過すると頭蓋骨に対する下顎骨の位置が狂ってきます。本当は頭位が狂うのです。そうなると、イライラする、眠りが浅くなる、疲れやすいなどなどの全身の身体症状や精神症状が現れます。
こうなると、「顎関節症は全身疾患」ということになります。

2012年8月23日木曜日

暑いですね!

今日は、久しぶりの東京でのゴルフでした。
プレーが終わって冷房の効いているクラブハウスに戻ってくると、地獄から天国に・・・・という感じでした。
なぜ、つらい思いをしてまでゴルフをするのでしょうか?
健康を維持するためなどなど色々な理由はあるでしょうが、私の一番の理由は「ビールを旨く飲むため」です。単純な理由ですね。自宅に戻ってからの一杯のビールとその後の昼寝は最高ですね。


今日の我が家の夕食です。野菜が豊富です。
水曜日は千葉県印西市の農家の方がトラックに満載の野菜を売りにきます。
木曜日は、私がゴルフ帰りに東京都稲城市の農家から野菜を買ってきます。
ですから、木曜日の夕食は新鮮野菜一杯の夕食です。
このような積み重ねが健康を守る秘訣かもしれませんね。

2012年8月22日水曜日

顎関節症は局所疾患?4


我が家で収穫したトマトです。美味しそうですね。今晩の食卓にあがります。

顎関節症は局所疾患か?全身疾患か?
巷では、局所疾患ととらえられています。これも正解です。
私は全身疾患ととらえています。これも正解です。

なぜか、日曜日の夕方に放映される落語家が答える「笑点」のお題のようですね。
その心は、次回に・・・・・

2012年8月21日火曜日

あなたへ

今日は診療後、家内と映画鑑賞しました。
25日から上映される「あなたへ」の舞台挨拶付き試写会でした。
家内が「ぜひ観たい」と言っていたら娘が試写会の申し込みをしてくれ、抽選で当たり実現しました。

降旗監督、高倉健などの舞台挨拶の後、上映されました。
追憶部分と現実が交互に描写され、眠い頭では混乱する内容でしたが、難しいストーリーではありません。
53歳の妻を亡くした元刑務官が、妻の郷里を散骨のために訪れるという内容でした。


私は、常々妻より早く死ぬということを願っています。


2012年8月20日月曜日

顎関節症治療セミナー 後記

皆様お久しぶりです。
8月11日、12日のセミナー後、長野県東筑摩郡麻績村に滞在していました。
Wi-Max を装備したパソコンを携帯してしていましたので、ブログを発信できると思っていましたが地名が示すように田舎なものでWi-Max が通じませんでした。

というわけで、久しぶりのブログということになります。
この間に、お世話になった技工所さん(サヤカ)のブログにセミナーのすべての報告が4回にわたって紹介されていますのでご覧下さい。http://sayakaattitude.blogspot.jp/

繰り返しになりますが、私なりに報告させていただきます。


写真はすべてサヤカさん提供です。

Kavo デンタル・システム・ジャパンのゆったりしたスペースで
2日間のセミナーを進めることができました。
担当していただいた歌田さん、伊藤さん、後明さん、稲垣さんその他の
Kavo デンタル・システム・ジャパンの皆さんお世話になりました。


日本大学松戸歯学部放射線科・金田隆教授には、「顎関節症の画像診断」について2時間に
わたり、ご教授いただきました。なかなか個人では聴けない内容でした。
同教授には、第一日目早朝から真夜中の懇親会までお付き合いいただきました。
金田先生有り難うございました。


Kavo のショールームの4台のユニットを提供していただきました。
一日目に作った3Dスプリントを受講生に一晩装着体験していただき、
2日目には、3Dスプリントで得られた筋骨格安定位での咬合調整のデモも実施できました。Dawson Techinique での下顎位の誘導法の相互実習も効率よく行うことができました。
講義スペース、技工ブース、ユニットとすべて備えた研修室をフルに活用させていただきました。


受講生それぞれのご自分の3つの目的の異なるスプリントを、
あらかじめ技工所で作っておいてもらい、ご自分の口腔内で調整しました。

無事2日間のコースを終え、充実感を覚えながら夏休みに入ることができました。
受講生の皆さんお疲れ様でした。
お世話になった皆さん有り難うございました。




2012年8月13日月曜日

顎関節症治療セミナー

琉球朝顔が今を盛りと花をつけています。
先日、紹介したときは最初の花が咲いたときでしたが、
今は葉も茂りグリーンカーテンとして役立ってくれています。
種を粉末にして、利尿剤や下剤として使うそうです。
毒性が強いので素人が処方するのは危険だそうです。

先週の土、日と「新しい顎関節症の考え方と治療法」と銘打ってセミナーを開催しました。
参加者のお一人名古屋からご参加のK先生から次のようなメールをいただきました。

田中先生

昨日、本日と、顎関節症治療セミナー、大変ありがとうございました。
本当に大変楽しく、非常に勉強になる有意義なセミナーでした。
日本、いや世界中でこれだけの内容のセミナーはないと思います。
ありがとうございました。
一枚一枚のスライドに込められた先生の思いとメッセージが非常に伝わり、
またこのスライドやセミナーを企画実行された熱意と時間と労力に
本当に頭が下がるばかりです。
ブログを通してでしか田中先生を知り得ませんでしたが、
やはり、予想したとおり、すごい人格者の先生で、
これだけの先生が私たちと平易でお付き合いして頂けた事に
敬服と感謝を申し上げます。
セミナー中は、参加者、技工士さん、カボスタッフにも大変気を配られ
さぞ、お疲れになった事と存じます。
どうか、残りの休日を長野にてゆっくりなさって下さい。
この度のセミナー、本当にありがとうございました。
重ね重ね感謝申し上げます。
まずは、お礼まで。
 
何か私にいただいたメールではないように思えるぐらい、お褒めいただきました。
身に余る光栄です。
 
早朝から信州に行く予定でしたが、車の故障で明日出かけることにしました。
セミナーの内容については次回から数回にわたって報告させていただきます。

2012年8月9日木曜日

顎関節症は局所疾患?3

「トマトはナス」です。何を言っているのかと思われる方がほとんどでしょう。
しかし、トマトは紛れもなくナス科ナス属の植物です。そう言えば形が似ていますね。


我が家で初めて色づいたトマトです。昨年、知人からいただいたのが今年も実をつけました。
夏休みで信州に行っている孫が食べる前に味わいます。

顎関節症も局所疾患だと侮ってはいけません。
顎関節症のために、高校を休学している患者さんが2人います。

下の図は、セミナーのために作ったものです。顎関節症は全身疾患です。
そのキーワードは、キネマティックチェーンです。


その実態は、次回に・・・・・

2012年8月8日水曜日

顎関節症は局所疾患?2

真夏の花・芙蓉が咲きました。

阪神タイガース低迷のためプロ野球は見る気がしません。
時間が空くと思っていましたが、オリンピックに加えて、高校野球も始まりました。
テレビ観戦で忙しくしています。セミナー準備も儘(まま)なりません。


前回は Okeson の図を紹介しました。
今回は Okeson の図に私の考えを足した図を作ってみました。

顎関節症は、局所疾患として発症しますが1~2日で全身へ影響が出ます。
今まで拝見した顎関節症患者さんのすべてに全身症状が出ています。
私は、顎関節症を全身疾患ととらえるのが正しいと考えています。



2012年8月7日火曜日

顎関節症は局所疾患?

顎関節症は局所の疾患なのでしょうか?それとも全身疾患なのでしょうか?
下の図は Okeson の Mangement of Temporomandibular Disorders and Occlusion からコピーしたものです。

これを見る限りでは、 Okeson は顎関節症を局所疾患ととらえているようです。
私は異なる考え方をしています。
次回に私の考えを披露します。

2012年8月6日月曜日

顎関節症と矯正4

矯正治療の目的は、
① 機能の向上
② 審美性の向上
にあります。
矯正治療というと審美面が大きく取り上げられますが、私は、機能あっての審美だろうと考えています。
残念ながら現状は、矯正治療をしたために顎関節症を起こしているケースを多く見かけます。

2012年8月3日金曜日

顎関節症の矯正治療3

診療室を入ると正面に見える花台の生け花です。
これは当院の歯科衛生士が活けたものです。
私の医院では、患者さんの心を和らげてもらうように
生け花を欠かさないようにしています。

さて今回は、私の受講している矯正治療について触れます。

前回のセットアップ模型をご覧下さい。
セットアップ模型は初診時のあらゆる情報を分析し、その患者さんにとって最適・最善の機能・審美性を備えた口腔を具体化したものです。

分析をする主な項目として、
①セファログラムと呼ばれる頭部の規格レントゲン写真の分析
②側貌を中心としたマクロな分析
③口唇と歯列の関係を中心としたミニな分析
④歯の形や色、傾斜などのミクロな分析
などなどを統合し、患者さんの要望、家族の意見などを考慮したうえで、保全すべき現状と改善すべき初診時の状態を勘案して作られたものがセットアップ模型です。
ですから、セットアップ模型は担当する矯正家のすべての知識の結晶です。

このセットアップ模型を作るに際しては顎関節のことも考慮されなくては、なりません。

次回は、矯正治療を始める前に考慮すべき顎関節症々状について、私の意見を述べることにします。

何回もご案内していますが、今月11,12日と顎関節症治療セミナーを開催します。受講の先生には、なるべく多くの知識を学んでいただくために、できるだけ事前にできる準備を進めています。
今回のハンズオンコースで作るスプリントは、3種類です。
すでに、受講生の先生方にはご自分の模型を、さいたま市にありますサヤカさんという技工所に送ってもらっています。サヤカさんでは、現在各先生方の3種類のスプリント作りに大わらわです。この状況はサヤカさんのHomePage http://sayakaattitude.blogspot.jp/ でご確認下さい。
さらに、サヤカさんには無理を言って、関節円板変位がある技工士さんのエポキシ樹脂模型を16組作成してもらい、当日咬合調整実習に使います。サヤカさんお世話になります。





顎関節症の矯正治療2

今日も暑い日でした。
内村航平選手すごかったですね!何かモヤモヤがスッキリ!

昨日に引き続いて、矯正のハンズオンコースに参加してきました。
下の写真は、今回の矯正コースの講師・星野亨先生のオフィスで作製された同一患者さんの初診時の模型(左)とセットアップ模型(右)です。

この患者さんは、19歳の女子大生です。
開口障害を主訴に、私の医院を受診された患者さんです。
初診時の開口量は17㎜で、MRIで非復位性関節円板前方転位であることを確認しました。
幸い、3ヵ月ほどの治療で、開口量を47㎜まで回復することができました。
関節円板の復位によって、上下の歯がうまく咬み合わなくなり、矯正がベストの治療法であることを患者さんとご家族に説明しました。
幸い患者さん本人とご家族の了解をいただきましたので、星野先生に矯正治療を依頼しました。

次回から、この症例を中心に2回にわたる矯正コースで得た知識と私の「顎関節症の矯正治療」についての考え方を、解説していきたいと思います。

2012年8月1日水曜日

顎関節症の矯正治療

今日、明日と6月に引き続き矯正のハンズオンコースです。

このコースではデイモンシステムを学んでいます。
2回目で概要が解かってきました。明日も楽しみです。

関節円板変位や関節円板転位のケースで、関節円板が復位したときに大きく顎位が変化することがあります。このような時には矯正治療が必要になります。

関節円板を復位させるには、患者さんの努力と我々歯科医の知識・技術・努力が1つになって成し遂げられます。
折角、復位した関節円板の正常な状態を保ったままで咬合(咬み合わせ)を確立する必要があります。顎関節症専門医が矯正治療もできれば、鬼に金棒です。

私は、決してではありません。優しい(?)人です。