2012年3月8日木曜日

顎関節症と体の歪み5

昨夜のナデシコ・ジャパンは残念でした。ロンドン・オリンピックでの優勝をを期待しましょう。

今回も前回に引き続き、正面からみた体の歪みです。
今回は編倚(ヘンイまたはヘンキ)と呼ばれる頭位の異常です。
頭位の異常には、この他に傾斜、旋回さらに前傾、後傾があります。
それぞれの頭位の異常は、“かみ合わせ”が原因である場合がほとんどです。
下の図は一例を示しています。
クリックすると画像が拡大されます。
この図は、寺本純先生の「肩こり・首こりが本当によくなる本」からコピーさせていただきました。
残念ながら、この本には“かみ合わせ”が、肩こり・首こりの原因であることは、
一言も記載されていません。
整形外科などでは、咬合について知られていません。
というよりも、まず歯科医が咬合と全身の関係を、よく知ったうえで治療できる知識・技術を
持ち、この情報を患者さんや他の医療従事者に発信していくべきでしょう。


下の画像は、首や肩の違和感や体調不良で、来院された札幌在住の学生さんです。編を起こしているケースです。
スプリントを入れて3日後には、正常な状態になっていましたので、この状態で咬合調整しました。
術後は、すべての症状が消えたということで、出身地である長野県東御市の方を2人紹介していただくことができました。

少し、背が高くなっているのが分かります。
側面写真で確認していませんが、背筋が伸びたようです。
顎関節症の咬合治療で背が高くなることは、よく経験します。

この患者さんの術前・術後の下顎窩、関節円板、下顎頭の排列状態の想像図です。


みなさん、どうしてこんなに簡単に体の歪みが治るのか?不思議に思われませんか?この秘密は3Dスプリントにあります。明日から「驚異の3Dスプリント」についてお話いたします。

今日は、早朝からのゴルフでしたのでこれぐらいで・・・・・オヤスミナサイ!





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