2012年4月17日火曜日

顎関節症 関節円板偏位

今日は顎関節症の患者さんが2人お見えになりました。

2人とも関節円板偏位のケースで、原因は矯正がらみです。

重症の方を紹介します。歯科医院を10数軒訪ねた後、TIS大学からの紹介で来院されました。
「どこで噛んでいいか分からない」、「眠れない」というのが、主な訴えです。数えきれないほどの様々な症状があります。

3D スプリントを装着しました。


何とかゴシックアーチが描けました。

画像をクリックすると拡大されます。
左は来院直後、右はスプリント装着後(ゴシックアーチのアペックスで噛んだ状態)

何とか体が真っ直ぐになりました。咬合が原因で眠れないのであれば3Dスプリントを入れて寝ると、ぐっすりと眠れるはずです。明日の目覚めもスッキリと・・・・・期待してます。
関節円板偏位のケースは、数多く見られます。ほとんどのケースは見逃されるか、治らないまま放置されています。
後日、関節円板偏位の診断と治療をまとめて報告します。


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