2012年4月18日水曜日

顎関節症の原因 TCH3

東京医科歯科大学の顎関節症治療部の木野先生は、「顎関節症とかみあわせの悩みが解決する本」というご自身の著書の中で、TCH(Tooth Contact Habits)が顎関節症の原因の1つであると主張されています。



しかし、私の患者さんで関節円板偏位が治った主婦で、「包丁を使っているときに無意識に歯を喰いしばっているのが、なくなった」という現象が起きています。
私は、TCHは顎関節症によって起こる症状の1つで、原因ではないと考えています。

今後、GrindCareを使って、顎関節症の症状として歯ぎしり・喰いしばり・タッピングがある患者さんの術前・術後の動向を観察していきたいと考えています。

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