道端に咲いていた勿忘草(ワスレナグサ)
花言葉は「私を忘れないで」忘れませんよ!あなたは可憐に咲く花だから。
今日は、顎関節症の初診患者さんが3人見えました。
修復物のセットもしました。
修復物の技工の状態は、担当の技工士さんがご自分のブログで紹介してくれています。
連休を控え忙しい日でした。
顎関節症の1人目のKさん(30歳女性)は、火曜日に電話をいただき「このままの状態で、連休を過ごすのは不安です。」ということで、いつもは10時診療開始ですが、急きょ9時15分から診療を開始しました。
Kさんの歯科治療年表
Kさんは、ご自分の治療経過を詳細に記録されていました。
顎関節症を多く手掛ける前は、このような記録を見せられると「ちょっと精神的な問題を持っている患者さんでは?」という疑いを持っていましたが、今は、診断するうえで、非常に参考になる資料として活用させていただいています。
すべての患者さんが、このような記録をつけていてくれると問診の時間が省けて助かります。
この記録には記載されていませんが、Kさんは顎関節症によって引き起こされた諸々の症状で Boy Friend との関係を継続していく自信がなくなったので、彼とは別れたそうです。
色々な症状が記録されていますが、ストーリーとしては単純で、
右上の第一小臼歯の咬合面の充填が高いのが始まりで、次に担当した“歯だけを見る歯医者(歯科医者:ハカイシャと読みます)さん”が、顎位(頭位)の変化に気づかず、誤った顎位で咬合調整をし続けたという物語です。
以前にも書きましたが、高い充填物を入れると、一晩で顎位(頭位)が変わります。咬合調整は、上下の歯の接触関係だけを診てはいけません。顎位(頭位)からチェックしなければなりません。
そこで、お決まりの3Dスプリントの作製・装着というステップを踏みました。
明日、Kさんからスプリント装着後の状態を電話で知らせていただくことになっています。
症状が治まり、連休中に新しいBoy friend が見つかると良いのですが・・・・・
前回のブログで紹介しました「失われた8年1~4」で紹介しました患者さんは、私が不在の水曜日に来院し、衛生士が歯周処置をさせていただきましたが、問題の症状はすべて消え、支障なく噛めているということでした。
私は、明日の診療が終わり次第、信州へ行き一週間滞在予定です。
皆さんも気を付けて、連休をお楽しみ下さい。
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