昨日、今日と梅雨の合間のまずまずの天気でした。
さて私の医院で経験した線維筋痛症の患者さんです。
1人目の患者さんY.K.さん女性35歳 初診2013年8月
患者さんの話では、
◎10年前から顎がガクガク音がして、真っ直ぐ開けられなくなった。
◎噛み合わせを診断する器械があるという宣伝で、さいたま市の歯科医院を受診
●2010年から同院で、スプリント装着(下顎を前に出すため)
●スプリント治療後に、開口時、閉口時のクリック音がしたが、金属を外してプラスティックに置き換
える
●左下奥の噛み合わせが低い歯に合わせて全体を咬合調整
●右の歯を削っているときに、左に顎を動かしたら顎がバキバキと音がして、それから噛み合わせ
がおかしくなった
●左の顎も痛くなってきた。頭蓋が動いているのを感じるようになった
◎T歯科大学病院・口腔外科受診 特に治療なし
◎神奈川県の顎関節症治療センター受診
●頭蓋骨矯正+整体+下顎前歯の調整
●左の関節に痛み
●体の方々に変化 嚥下困難+しびれ+腰痛+肩こり+手足のしびれ+左目の奥の痛み+耳閉感
◎眠れなくなったので(一日一時間)、メンタルクリニックで、抗うつ薬と睡眠薬を処方
◎T医大でレントゲン検査 レベル3と言われた 多分、顎関節症Ⅲ型
◎総合病院口腔外科受診 咬合は異常なしという診断
◎新宿の顎関節症治療専門歯科医院で相談
◎2013年8月当院受診
●CT、MRI撮影 診断結果は復位性関節円板前方転位
治療を試みるが、スプリントを入れてられないので、治療を断念
次回も線維筋痛症について触れ、考察を加えていきます。
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