2012年6月30日土曜日

顎関節症への対応

庭に今年最初に咲いたノウゼンカズラです。今から8月までが旬です。
中国やアメリカが原産です。
家内は、明日から上海へ孫に会いに行きます。
中国ではノウゼンカズラをよく見かけると思います。
花言葉は「女らしく」ということです。この花を見て、より「女らしく」なって帰ってきてくれるように!


「歯界展望」の7月号から「臨床医による顎関節症への対応を考える」の連載が始まりました。
顔ぶれから言って、また・・・・・という感じです。
「昨年7月の日本顎関節学会のイブニングセミナーの講演内容を基に、改めて数回にわたる不定期連載の座談会としてお示しするものである。」というふれ込みです。

文面からすると、連載のために改めて座談会が持たれるともとれます。一度、展望の編集の方に伺ってみようと思います。

改めて座談会が行われるのであれば、私の疑問について偉い先生方に答えていただこうと思っています。

文中、司会の中沢先生のつぎのまとめの発言がありました(青字部分)。

初期治療で対応できる患者さんについては、「様子をみていたら治りました」というように、患者さん自身で治してしまっていることも多いと思います。セルフリミッティングといわれる部分です。一方で、セルフリミッティングではない症例もありますので、何らかの治療を行う必要がある患者さんも存在していて、一般開業医が苦労するのは、その中でも特に対応が難しい患者さんではないでしょうか。とはいえ、一般開業医の先生には、多くの患者さんがセルフリミッティングであるか、初期治療で良くなるのだということを知ってほしいと思います。

この短い文でありますが、いくつもの疑問点があります。
1.初期治療とは?
2.患者さん自身で治せる顎関節症はあるのか?あるとすれば、どのような症例で、どのようなメカ
ニズムで治るのか?
3.セルフリミッティングとは、「患者さん自身で治せる」、「放っておいても治る」ということか?
4.難しい患者さんとは、具体的にどのようなケースなのか?

どのような答えがいただけるか。楽しみです。

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