2012年5月30日水曜日

顎関節症 疼痛2

さて、前回の続きです。

今日、約束通り患者さんから電話いただきました。
何と、口唇下部の痛みが昨日が10とすれば、今日は5だったそうです。半減しました。「一番嬉しかったことは、歩いても口唇下部が痛まなかった」ことだそうです。よほどツライ痛みだったようですね。いただいたメモの後半には、歯科での治療をあきらめて、ペインクリニックや整体ばかりでしたね。

昨日の時点では自信がなかったのですが、今の段階では歯医者はもっと咬合を学ぶべきですね。と声高に主張したいものです。
いつかも書きましたが、Dentistry is occlusion というのは、歯科を業としていくには大原則ですね。

しかし、楽観している訳にはいきません。この患者さんの新たな問題として後頸部の痛みが出てきたそうです。これは、咬合の高さを挙げたために、常に頭部が後傾したためだろうと考えられます。
患者さんには、頸の高さはそのままで頭が低くなるような枕で寝てもらうようにしましょう。

明日はゴルフですので、金曜日のアポイントを無理やり調整して、スプリントが必要ない状態にしたいと、考えています。

患者さんに確約しました。「必ず8年前より快適な状態に戻してあげます」と、患者さんはウルウル声で答えました「よろしくお願いします」と。

また、この続きは金曜日のブログで・・・・・・

やれやれ! 
歯医者は疲れるけど楽しいな。

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