2012年5月14日月曜日

うつ病と顎関節症

昨日は快晴でゴルフ日和でしたが、東京医科歯科大学の卒後研修コースに参加してきました。
演題は「顎関節症はこう治す」 講師は日本歯科大学顎関節症診療センター長・原節宏先生でした。


講演は、なぜこのタイトルを付けたか?から始まりました。集客のためのキャッチコピーであるため、この大げさなタイトルになったということでした。
これは、ヒョットして詐欺行為では、ありませんか?21000円の振り込み詐欺?

講演内容は、
●顎関節症の原因は筋膜痛。
●顎関節症はマッサージで治る。
●クローズドロックもマッサージで治る。
●顎変位は筋膜痛によって起こる。
●噛めるようにすると修復物が壊れるので、力が入らない咬合位で修復物を作る。
などなど、結構?がつく内容でした。
原先生には、いずれ質問状を出すつもりです。

今日の初診患者さんは、メンタルクリニックのK先生からの紹介患者さんでした。
実は、K先生とは昔からの知り合いで、私の医院で親不知を抜いたこともあります。
東大入学時は、学生寮もお世話したこともありました。
お父さんが、大阪の歯科開業医でした。
たまたま、最近私の医院のすぐ前でメンタルクリニックを開業されました。
患者さんによりますと、K先生は「歯科治療が原因でうつ病が発症した?症例は初めて診た」ということでした。
私の医院では、結構たくさん診ています。治っています。詳しくは、当院HomePageを
http://www.kamerukameru.com/
K先生は、血液検査でうつ病を診断する方法を開発されたそうです。
もし、この患者さんのうつ病が治ったら、血液検査でどのような結果が出るか楽しみです。

この患者さんは、スプリント治療を受けるかどうか決断がつかず、
受けると決断されたときは、時間が差し迫っていたため研磨も十分ではありません。
要点だけは押さえたつもりです。
うつ病患者さんは、決断力も鈍りますので、ジックリと待ってあげることも必要です。
治ればいいですね。

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