2012年5月8日火曜日

顎関節症 クローズドロック

今日の朝一の患者さんは、群馬県からの方です。前橋と伊勢崎の歯科医院で治療を受け、何だか目的がハッキリしないより悪化を促すスプリントを入れていました。
一時間かけて、コミュニケーションを図りながら診断しました。結果はクローズドロックでした。
しかし患者さんは自己診断をし、来院する前から自分の病名が非復位性関節円板前方転位で、自分が受けるべき治療はマニュピレーションによる円板復位であると決めていたようです。我々より診断力があるようです。情報源は、当院のHome Pageだったようです。

患者さんは、マニュピレーションによる円板復位だけで簡単に治ると思っていたようです。

マニュピレーションは痛みを伴うので、あまりお薦めできる方法ではありません。それとマニュピレーションで復位したとしても、下顎前方位で固定するスプリントが必要です。
そこで衛生士が印象を始めましたが、途中で治療を拒否されました。分かりやすく説明したつもりでしたが、・・・・・・費用を高く感じたのかもしれません。
顎関節症の患者さんで治療を拒否されたのは、初めての経験でショックでした。
私のクローズドロックの治療法については、いずれ公開します。

今日は、そんなこんなで疲れました。明日は、元気を取り戻してがんばります。

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