2012年7月5日木曜日

非復位性関節円板前方転位

今日は、暑い一日でした。
ゴルフを早々に切り上げ、午後から2軒の歯科医院を訪れました。

デーモンシステムを採用されている星野先生
矯正専門医のオフィスは、どこも綺麗ですね。
我々の診療室のように色々な器具を置く必要がないからでしょうか?

一軒目は、広尾の矯正専門医院でした。
今年大学に入った当院の患者さんを紹介、治療の打ち合わせをしてきました。
この患者さんは、非復位性関節円板前方転位で発症から2年あまり経過していました。近くの顎関節症に力を入れている歯科医院を受診しましたが、治らないということで当院を受診されました。
初診時の開口量は17㎜でした。当院開発のスプリントを装着後1ヵ月ほどで、急激な変化があり、48㎜まで回復し、体調も良くなりました。

前回も書きましたが、非復位性関節円板前方転位は発症から6ヵ月以上経過すると回復せず、開口訓練で疑似関節円板を造り開口量を増やしていくのが通常の治療法です。
しかし、私の治療法では関節円板が復位する可能性が大です。症例を増やしより確実に治療できるよう頑張ります。
もう少し治療法が確立したら公の場で発表します。

二軒目は、日比谷の歯周病専門医院・弘岡先生を訪ねました。
私の口の定期検診のためです。弘岡先生(歯科衛生士の加藤典さん)には、私の口の管理と歯周病の最新知識を教えていただいています。利益をいただくだけですが、私のコンピュータの知識を少々提供させていただいています。
今週の土、日とスエーデンから講師を招聘し、インプラント周囲炎の講演会を開催されます。
私は日曜日だけの出席になりますが、また報告します。

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